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  • 2018/08/15 12:57

     10年後までの毎日が楽しくなりますように。
     沖縄で、職人さんの愛情をいっぱい受けて生み出されたレザーカービングをお届けする「電波堂劇場クラフト館:紀々の店」より、紀々です。

     バッグができることって、何だろう?

     このお題に向き合って、何年になるでしょうか。

     どうしたら、もっと楽しくなるかな?

     どうしたら、もっと楽になるかな?

     持って下さることのことを考えながら試行錯誤。
     飾るものではなく、ふだんに使うものだから。

     これが、きっと芸術作品との違いのひとつ。
     バッグにまつわる「お困りごと」を少しでも解決できたら、と思っています。

     その一つが、

     「なで肩」。

     なで肩さんは、バッグの取っ手がスルリと滑り落ちてしまうのがお悩み。
     
     ナナメがけはなで肩さんにピッタリではあるのですが、旅行用のものが多いため、「もっとオシャレなものを持ちたい」という想いをお持ちの方は多いようです。

     ショルダーは無理かな、と思っている方からのオーダーを頂いた時に、職人さんに相談をしました。

     「平たいベルトは滑りやすいから、丸いタイプのベルトに取り替えたらどう?」

     そしてもうひとつ。

     「ベルトだけ新しくなると、バッグ本体よりも色が白っぽくなるから、同じくらいの色味になるまで少しだけ時間を頂けたら……。」

     お客さまからは、感激のお返事がありました。
     そんなやりとりを経てお届けしたショルダーバッグ。

     「肩から滑り落ちません!」

     喜んで頂けて、私も感激でした。
     あきらめていた願いが叶うというのは、幸せです。

     あした、転機になぁれ!

     お知らせ♪
     電波堂劇場の「夏のオープン劇場!」で、クラフト体験&展示販売会コーナーもつくります。
     お気軽にどうぞ。
     詳細は、こちらから
     
     

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     ウチナーンチュ(沖縄人)ならではの情報、ウチナーグチ(沖縄言葉)や、紀々が考える哲楽(沖縄らしい気持ちが楽になる思考)などなどお届けします。