2018/02/07 12:22
10年後までの毎日が楽しくなりますように。
沖縄で、職人さんの愛情をいっぱい受けて生み出されたレザーカービングをお届けする「電波堂劇場クラフト館:紀々の店」より、紀々です。
「もっとカラフルなものはありませんか?」
時々、聞かれることがあります。
すみませんm(_ _)m
私たちが、カラフルなものをつくらないのには理由があります。
ひとつは、カービングが一番活きるから。
カービングならではの繊細な陰影が出るのは、一切の染めを行わない「素」の状態のものです。
カービングをめいいっぱい味わってもらいたい。
その気持ちから、この方法を選びました。
染めない分、汚れが目立ちやすいので、製作の工程でも細心の注意を払います。
汗でも黒ずみが出てしまうので、本当に大変です。
大変ではありますが……
「龍のウロコ一つずつを眺めるだけで、うっとりしてしまいます!」と喜んで頂いた時には、すべての頑張りが報われてお釣りがくるようなうれしさもあります。
想いを込めて、コンコンコンコン…………
そんな手間ひま時間を、少しでもお伝えできたらと思っています。
もう一つの理由は、また次回にお伝えしますね。
・info・
ウチナーンチュ(沖縄人)ならではの情報、ウチナーグチ(沖縄言葉)や、紀々が考える哲楽(沖縄らしい気持ちが楽になる思考)などなどお届けします。