2018/01/29 18:30

 10年後までの毎日が楽しくなりますように。
 沖縄で、職人さんの愛情をいっぱい受けて生み出されたレザーカービングをお届けする「電波堂劇場クラフト館:紀々の店」より、紀々です。

 デパートに期間限定で出展していた時のことです。
 今でも心に残っている、お客さまからの声があります。

 ある年の12月。
 新しい一年の手帳や手帳カバーが売り場に並ぶ季節でした。
 私たちも、レザーの手帳カバーをつくっていました。

 にぎわう売り場で、エスカレーターから下りて来た一人の若い女性が、まっすぐにこちらに向かって来ました。
 エスカレーターに乗っている間も、じっとこちらを見つめながら。

 「何かを決めてきた人」。

 迷いのない雰囲気から、そう感じました。

 新しい手帳カバーを探して、上の階の文具売り場に行ってきたとのこと。
 でもピンと来るものがなくて、下りてきたら……ココが目に入った。

 「ココに行けばきっと、元気がもらえる!」

 そう確信したので、と教えてくれました。
 「イイモノがある」というよりも、この「元気がもらえる!」という言葉に、本当にうれしくなりました。

 もつ人に、元気になってほしい。

 ハッピーになってもらいたい。

 いつも、その気持ちを真ん中に置いていたから。
 それがちゃんと届いていたことが、幸せでした。

 そんなに早くもたくさんもつくれないけれど、これからは、そう思ってくれる人だけのためにつくろう。

 これが、今の気持ちです。

 職人さんも年齢を重ねて、無理がきかなくなりました。
 でもそれはきっと、「無理はしなくていいよ」という年齢でもあるのではと思います。

 元気につくることで、持ってくれる方も元気になってもらえるようなモノが生まれるはず、と信じています。

 あした、転機になぁれ!

 

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 ウチナーンチュ(沖縄人)ならではの情報、ウチナーグチ(沖縄言葉)や、紀々が考える哲楽(沖縄らしい気持ちが楽になる思考)などなどお届けします。


 

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