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  • 2018/01/10 18:55

     10年後までの毎日が楽しくなりますように。
     沖縄で、職人さんの愛情をいっぱい受けて生み出されたレザーカービングをお届けする「電波堂劇場クラフト館:紀々の店」より、紀々です。

     
     私たちのバッグをご指名下さる方は、実は……沖縄県外の方が多いです。
     そして、カービングのバッグをお店やネットでたくさん調べていらっしゃいます。

     「こんなカービングは見たことがありませんでした!」

     いっぱい見て探していらしたからこその驚きがあるようです。

     その理由の一つは、型押しとの違い。

     機械でプレスして広い範囲を一回で形をつけるものもあります。
     その特徴は、すべてが一定の力加減で、手作業のカービングよりはかなり深さが浅めであることが言えると思います。

     手作業のカービングは、何十種類もの小さな工具を使い分けてミリ単位で作業を進めていくものなので、見るだけでも気が遠くなるような時間がかかります。
     手作業のため、深さに強弱のリズムも生まれ、それが全体の「イキイキ感」につながっています。
     この深さの強弱が、年月を重ねていくうちに「陰影」となって魅力を増します。

     私は、そんな母のカービングの作業を眺めるのが大好き。
     ひたすら同じテンポで細かな作業を積み重ねる、織物の職人さんの機織りの姿に似ている、と感じます。 
     
     仕上がりは華やかなバッグですが、生まれるまでの舞台裏は、カービングも仕立てもみんな、地味で地道な作業です。

     かかる時間は、「持つ人のしあわせを願う時間」。

     だからこそ、私はその時間を見るのが大好きなのだと思います。

     
     

     ・info・
     
     ウチナーンチュ(沖縄人)ならではの情報、ウチナーグチ(沖縄言葉)や、紀々が考える哲楽(沖縄らしい気持ちが楽になる思考)などなどお届けします。