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  • 2018/06/14 11:30

    10年後までの毎日が楽しくなりますように。
     沖縄で、職人さんの愛情をいっぱい受けて生み出されたレザーカービングをお届けする「電波堂劇場クラフト館:紀々の店」より、紀々です。

     「愛は、お金では買えない。」

     こう言うと誤解を招くかもしれませんが、このところあらためて感じています。

     手間ヒマ愛情をかけてのモノづくりは、数をこなせない。

     だから……

    「お金を出してくれるなら、どなたでもどうぞ!」
    「いつでも・いくつでも、すぐにお届けします!」

    とは言えません。

     コンコンコンコン……

     母に限らず、カービングの作業をする職人さんの背中を見ていると「人生の時間をかけてつくっている」と感じます。

     だからこそ、

     「本当に届けるべき人」にお届けしなくちゃ!

     と思わずにはいられないのです。
     モノづくりの見えない舞台裏を「伝えたい」と。
     里親を探すというのは、こんな感じなのかなと思ったりしながら……。

     使って下さる人と、つくる人、そして「生み出されたアイテム」の3つの幸せが叶うご縁を結ぶ。

     その時に、転機と幸せが生まれるのだと感じています。

     人間は、機械じゃないから。
     つくる人も、使って下さる人も「人間らしく」いられるカタチを大切にしたい。

     これは、私たちの哲学のひとつでした。

     あした、転機になぁれ!

     

     ・info・


     
     ウチナーンチュ(沖縄人)ならではの情報、ウチナーグチ(沖縄言葉)や、紀々が考える哲楽(沖縄らしい気持ちが楽になる思考)などなどお届けします。